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認知機能検査と高齢者講習

認知機能1

 オクトランGTRオーナーの野地です。今年は運転免許更新の年なのですが、神奈川県公安委員会から75歳を経過しているので認知機能検査を受けるよう通知が来ました。横須賀市内の自動車学校に予約して1月13日検査を受けに行ってきました。
 会場には15人ほどの受験者がおり、試験官から「腕時計をしまってください」など諸注意が行われ早速テストが始まりました。
 画像は警視庁Webサイトからの抜粋です。最初は時間の見当識で今日の年月日、今の時間などを記入します。試験会場に時計はなく、推測で記入します。

認知機能2

 次は手がかり再生です。要するにスライドで映した16枚のイラストを説明しながら見せて覚えさせ、しばらくたってから何の絵だったか書かせるというものです。16枚の絵を短時間で覚えるのは大変です。試験官は「これは大砲です、戦いの武器ですね」、「これはオルガンです楽器ですね」などとヒントとなる関連付けをしながら説明していきます。

認知機能3

 ところが説明した後すぐに書かせるのではなく、間に介入問題(テストの採点に関係なし)といって試験官から言われた二つの数字を斜線で消しなさいと言われます。これを10列くらい必死で記入していると「ハイ時間です、それでは先ほどのイラストを思い出せるだけ書いてください」と言われます。これが難関、中々思い出せません。適当に解答用紙を埋めると次のページで先ほどの「戦いの武器」「楽器」などのヒントが書いてあり、これを手掛かりに思い出させようというもの。何とか16枚の絵の名前を記入しましたが冷や汗ものでした。

認知機能4

 最後の問題は時計描画です。白紙が配られ、試験官から「まず時計の丸を書いてください。次に文字盤を描いてください、描けましたか、では10時10分の時計の針を描いてください」と言われます。普段から見慣れている時計ですが、自分で描けと言われると結構難しいものです。テスト時間は30分ほどでしたががっくりと疲れました。

 一週間後に認知機能検査の結果が届きました。ハガキには総合点94点、(100点満点)、記憶力・判断力に心配はありません と書いてありました。

総合点と結果の判定については次のように決められています。
 ア 記憶力・判断力が低くなっている者(第1分類) 総合点が49点未満
 イ 記憶力・判断力が少し低くなっている者(第2分類) 総合点が49点以上76点未満
 ウ 記憶力・判断力に心配のない者(第3分類) 総合点が76点以上
 ちなみに総合点ア49点未満第1分類の場合は警察から連絡があり臨時適性検査(専門医による診断)を受け、または医師の診断書を提出することとされています。

 認知機能検査に合格してから5か月後、高齢者講習を経てやっと免許更新となりました。高齢者の交通事故が多いとされ仕方ないのでしょうが高齢者にとって運転のハードルは高くなっていると実感しました。80歳を過ぎた友人は認知機能検査の対策としてイラストの絵(16枚の絵で4パターン)をトイレに貼って覚えたと言います。しかしながら自動車学校の教官の話では「90歳過ぎても高齢者講習に来ている元気な人がいる」ということです。私もまだまだ頑張るつもりです。

    オクトラン営業担当   野地幸雄   090-3148-3044
    オクトラン工場     大和田重実  047-161-1041






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