車体カバーを考える

サイドカーのオーナーにとってツーリング先での宿泊時のサイドカーの雨対策、保管には苦労していることと思います。多くの人は4輪用のボデイカバーや2輪用の物を使用していますが、左右が非対称のサイドカーの場合はピッタリする物が存在せずオーナーのみなさんは様々な工夫をしています。

愛車オクトランGTRの場合も軽4輪用のボデイカバーを何種類か使っていましたが、①材質が薄く大雨のときは浸水してしまう、②使用頻度にもよるがあまり耐久性がなく3ヶ月~1年くらいしか持たない、③カバーかけや撤収に手間がかかり収納が大変、④ロープやゴムひもでしっかり養生しないと風で飛んでいってしまう、などの問題を解決できないでいました。
そこで発想を転換し、サイドカー全体をすっぽり包むのではなく、メインスイッチ、電気装備関係の保護、カー側座席の保護に限定した一枚シートを試して見ました。
購入したのはトラスコ長厚手UVシート♯5000、価格3,293円。シート生地の厚さは0.47ミリとブルーシートより厚手で浸水することはなさそうです。


展開時大きさは幅1.8m、長さ2.7mでサイズ的にはGTRにピッタリ。厚手ですが折りたたむとご覧のように薄く、4輪用のカバーの半分以下のボリュームです。

シートには合計10個のアルミ製ハトメが打ってあるので写真のストレッチコードを8本購入し(2,560円)随時車体に引っ掛けてシートが飛ばないようしっかり留めます。ストレッチコードは線径8ミリの強力な物です。


ご覧のように見てくれは今一ですが厚手の生地のため強風でもあおられること無く、飛んでいくこともありません。大雨強風下で2晩テストしました。もちろん全く濡れないということはありませんがトノカバー内や電装系への雨水の浸入はほぼ防げていました。
折りたたみも楽で、タオルでざっと拭いてサクサク畳むことができました。帰宅後自宅で乾かすときもスペースを取らず短時間で済みました。
このシートはもともと傾斜地の地面養生用の物で、敷きっぱなしで3年~5年は持つと書いてあり耐久性は高そうです。と言うことで一枚のシートでも割り切って使用すれば十分役に立つと感じました。
オクトラン営業担当 野地幸雄 090-3148-3044
オクトラン柏工場 大和田重実 047-161-1041
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