BMW K1200S リコール対策

昨年の5月22日付で、BMWよりリコールが出されていました。
届出番号 外-2171 リヤホイールフランジに関するものです。
昨年製作した車両が、対象車両であった為リコール対策を行うことになりました。

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これがその部品、リヤホイールフランジです。
アルミ合金製で、リコール届ではホイール脱着時にホイールボルト締付トルク過多により取り付け部分にクラックが入り最悪の場合、ホイールが脱落し走行不能になる場合があるとのことです。

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サイドカー装着時に、このスチール製ホイルハブを製作取付をして、4輪車用16インチホイールを装着しています。
取付は純正ホイルフランジに直接装着され、規定トルクで締め付けた後ゆるみ止めのワイヤーロックが施されています。

今回の車両は、リヤスイングアームをダブルウッシュボーン形式に変更している為純正のデフにアップライトを装着してあったので、現状のままディラー持込でのリコール作業が困難と判断し、デフ単体状態にして持ち込むことにしました。

P2071160 (640x480)
これが、対策部品のフランジです。
アルミ合金製からスチール製に変更されています。

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現物を確認して、少々戸惑う状態であることに気付きました。
スプライン部分の幅が狭くなっています。
確認すると、対策部品は2分割方式になっており足りないスプライン部分はスペーサーになっているのです。
スチール製に変更した事により、強度アップした分幅を少なくしたようです。

今回リコール対象となった車両のホイールフランジは、加熱処理して熱膨張を利用して取付てサークリップにより脱落防止するタイプです。
デフのスプライン部分で、駆動力と車重の両方を支える構造です。
サイドカーの場合特にリヤ荷重の増大によりこの部分に相当無理を強いる事になります。
2輪車と違いコーナリング時にはねじれ荷重となってより負荷がかかります。
フランジの強度が増していても幅が減少した事によりスプライン部分に係る面圧は増大します。
デフ側のスプライン部分に、段差等の異常が発生する可能性があります。
そこで、スプライン部分には駆動力だけを負担させ、後輪荷重及びねじれ荷重を分散させる対策を講じる必要性があると判断、
リコール対策サイドカー用部品を製作する事にしました。

次回につづく





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