フレーム製作前の下準備

サイドカー製作に限らず、物作りの前には下準備が必要です。
鉄鋼製品を製作する場合、原材料を設計に従い寸法を決めて切り出して、加工してゆきます。
金属加工には、必要な形状にする機械加工や部材を溶接して組み立てる溶接加工があります。

原材料は鋼材屋さん等で購入してくるのですが、購入時点では鋼材製作時のままです。
通常、鋼材の表面には、黒皮と呼ばれる酸化被膜が形成されています。
鋼材は高温で加工成型される為に表面が酸化して酸化鉄に変質します。

一般に、鉄が錆びると赤茶色の錆になりますがこれは水分などと反応してゆっくり酸化した状態です。赤錆と呼ばれる酸化鉄の一種です。
高温で急速に酸化した場合は、黒皮と呼ばれる酸化被膜を形成します。
これも、錆の一種で溶接加工時に不純物となります。
また、黒皮状態で製作された場合この被膜の内側に赤錆が発生して鋼材の素材を侵食します。

OCTRUNでは、溶接部の不純物混入や錆の発生を抑える為、使用する鋼材の酸化被膜を除去を行っています。

DSCN0581 (640x480)

左側が黒皮状態 右側が黒皮を除去した状態です。

P4130917 (640x480)

使用する全ての鋼材は酸化被膜を除去した後に、加工されています。

酸化被膜を除去することで、塗装の足付けにもなり塗装が密着し剥がれにくくなります。

酸化被膜除去は、全て手作業で行われる為、非常に手間と時間が掛ります。
塗装する事により隠れてしまう為、一般的にはあまり行われていません。
OCTRUN こだわりの一つです。


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