ドライブチェンの清掃・調整

前回整備完了と書きましたが、ふと見るとチェンが真っ黒で、長さも伸びているいるようです。マニュアルでは「灯油で清掃」となっているので灯油をスプレーに入れ、満遍なく吹き付けては拭き、を繰り返します。下に置いたオイル受けは垂れた灯油が真っ黒になっています。

ご覧のようにピカピカになりました。このあとDID純正のチェンオイルをスプレーし余分なオイルをウエスでよく拭いて完了です。

次にチェン引き調整です。マフラーを外しジヤッキで後輪を浮かせてタイヤを外します。

GTRのチェン引き調整は後輪のパラレルアームの内、前後方向、上下2本のパイプのロッドエンド(ピロボール)のロックナットを緩めて行います。これは上部前側の19mmのナットです。

こちらは後ろ側の17mmのナットを緩めます。

このロッドは片方が逆ネジとなっているので、このままロッドを時計方向に回すとロッドの全長が伸びてチェンが引っ張られます。

下側のロッドも同じように調整してちょうどよい引張り加減となりました。ナット4箇所を締め、これでチェン引き完了です。

ホイールナットを規定のトルクで締めます。

最後に空気圧のチエック。3輪とも不足していた空気を補充。GTRの場合、走行性、乗り心地でベストな空気圧は前輪、側輪が200kpa(2.0kg)、後輪が180kpaです。
これでこんどこそ整備完了?です。このブログの書き込みで「車の整備はいいが本人の体は大丈夫か」という趣旨のコメントがありました。昨年は炎天下の一般道を300km以上も走り続けて暑くてバテるは、あせもはできるはで苦労しました。今回も猛暑の最中8月16日の参加ですのでその辺を工夫しなければと思っております。
JSC東北大会に参加の皆さん元気でお会いしましょう。主催者の方々よろしくお願いします。
オクトラン 営業 野地
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