GTRマフラー交換
GTRマフラー交換してみました。
GTR開発時には、最新型のGSX-R1000K9
GSX-R1000が、フルモデルチェンジを行い、エンジン本体が新設計され最高出力185psに変更されたモデルです。
レーシングサイドカー世界選手権トップチームが使用するこのエンジンで、ストリートサイドカーの最高性能を引き出そうと開発されたのが、OCTRUN GTR です。
当時、最新型であったGSX-R1000も、年々マイナーチェンジされています。
そこで、GTRもマイナーチェンジ
マフラー交換にチャレンジです。
交換部品は、2012年式L2モデル用純正集合マフラー
エンジン形式は同一ですので、問題なく装着可能と判断して作業開始しました。

装着されているK9純正マフラーを取り外し、いざ交換取付作業開始
すると、何か様子がおかしい。
排気デバイス作動ワイヤー取付位置が違います。

K9とL2では、作動ワイヤー寸法が違う部品を使用しているみたいです。


L2用作動ワイヤーを移用すれば解決するのでしょうが、用意が無いのでここは、取付部分を変更して対処する事に

慎重に寸法を合わせ加工完了。
これで、装着作業再開です。
しかーし、今度は取付ステーがフレームに接触してしまいました。
仕方が無いので、取り外して新規製作での対応としましょう。
既存のステーを切り取って、再度装着作業へ
すると、今度はO2センサーがフレームに接触
取付角度を変更する必要があるようです。
再度取り外して加工作業します。

O2センサー取付角度を変更して、装着作業再開
新規に製作したステーを利用して取付ます。

これで、強度的にも問題なく装着出来ました。
次は、消音器の取り付けです。
ここでも、問題発生 取付部分が合いません。

これも、新規にステーを製作して対応します。

適正な材質を選び、材料を切り出します。
今回は、単純なステーなので防錆性を考慮してアルミ合金部材を使用します。

装飾性も考慮して、機械加工の後バフがけして光沢を出してみました。
時間があるときに、再度取り外して念入りに磨き上げればより一層光沢が増して高級感が出るでしょう。

ようやく、装着完了です。
同一エンジン型式に装着されている部品でしたので、単純に交換作業で完了すると思っていましたが、意外と加工作業が必要となり大幅に時間が掛りました。
ラジエターが邪魔になり、エキゾースト部分の取り付けボルトの装着に手間取る作業を幾度となく繰り返す事となったのが原因ですが、無事装着出来ましたので結果オーライでしょう。
純正部品でも、年式等が変わるマイナーチェンジ部品の装着には充分な事前調査が必要であると認識し直しました。
オクトラン 大和田重実
GTR開発時には、最新型のGSX-R1000K9
GSX-R1000が、フルモデルチェンジを行い、エンジン本体が新設計され最高出力185psに変更されたモデルです。
レーシングサイドカー世界選手権トップチームが使用するこのエンジンで、ストリートサイドカーの最高性能を引き出そうと開発されたのが、OCTRUN GTR です。
当時、最新型であったGSX-R1000も、年々マイナーチェンジされています。
そこで、GTRもマイナーチェンジ
マフラー交換にチャレンジです。
交換部品は、2012年式L2モデル用純正集合マフラー
エンジン形式は同一ですので、問題なく装着可能と判断して作業開始しました。

装着されているK9純正マフラーを取り外し、いざ交換取付作業開始
すると、何か様子がおかしい。
排気デバイス作動ワイヤー取付位置が違います。

K9とL2では、作動ワイヤー寸法が違う部品を使用しているみたいです。


L2用作動ワイヤーを移用すれば解決するのでしょうが、用意が無いのでここは、取付部分を変更して対処する事に

慎重に寸法を合わせ加工完了。
これで、装着作業再開です。
しかーし、今度は取付ステーがフレームに接触してしまいました。
仕方が無いので、取り外して新規製作での対応としましょう。
既存のステーを切り取って、再度装着作業へ
すると、今度はO2センサーがフレームに接触
取付角度を変更する必要があるようです。
再度取り外して加工作業します。

O2センサー取付角度を変更して、装着作業再開
新規に製作したステーを利用して取付ます。

これで、強度的にも問題なく装着出来ました。
次は、消音器の取り付けです。
ここでも、問題発生 取付部分が合いません。

これも、新規にステーを製作して対応します。

適正な材質を選び、材料を切り出します。
今回は、単純なステーなので防錆性を考慮してアルミ合金部材を使用します。

装飾性も考慮して、機械加工の後バフがけして光沢を出してみました。
時間があるときに、再度取り外して念入りに磨き上げればより一層光沢が増して高級感が出るでしょう。

ようやく、装着完了です。
同一エンジン型式に装着されている部品でしたので、単純に交換作業で完了すると思っていましたが、意外と加工作業が必要となり大幅に時間が掛りました。
ラジエターが邪魔になり、エキゾースト部分の取り付けボルトの装着に手間取る作業を幾度となく繰り返す事となったのが原因ですが、無事装着出来ましたので結果オーライでしょう。
純正部品でも、年式等が変わるマイナーチェンジ部品の装着には充分な事前調査が必要であると認識し直しました。
オクトラン 大和田重実
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