GTテスト走行

8月30日 某自動車教習所のコースをお借りしてボディー製作前のシャーシ状態でのGTテスト走行を行った。
当日は天気にも恵まれテスト日和のなか快適に各種調整が行えた。
最初に作業台から初めて地上に降ろすと車体の低さが強調され、まるでレーシングカー然とした風格を感じる。
走行前チェックを終え試験走行に移ると、GT専用ナイトロンショックアブソーバーのしなやかな動きが感じられ、低速でのウィルウッドブレーキシステムの作動状況も問題なく、ペースアップ後に期待ができる。
各部の作動状況にも異常はないのでペースアップした走行を行う。
ステアリングフィーリングとブレーキ調整も行い、より安定感のある走りとなった。
ボディーを載せないシャーシだけの状態で燃料も試乗用に数literしか積んでおらず、カー側加重殆ど無い状態にもかかわらず左コーナーでの浮き上がり現象は感じられない。最新のサスペンション構造と専用ショックアブソーバー性能:ホイールベース等の絶妙な寸法配分により、最適な重量配分が可能となり適度なテールスライドをコントロールできる操縦安定性が確保されている。

走行前調整中のフロント部分
明るいブルーメタリックに塗装され一段と見栄えが良くなり完成度が向上した。

何も無いのは淋しいのでとりあえずノーマルアッパーカウルをつけてみました。
このスタイルも捨てがたいが、ボディー製作時には全体のバランスを考えたまとまったデザインのヘッドライトにする予定である。

カー側後部に設置されているのは決して一斗缶ではありません! アルミ製、特注製作の燃料タンクなのです。
溶接部分は特殊製法により二重構造となり、より安全性の高い構造になっている。容量は30literを確保。
次は超高速走行をサーキットテストで実施する予定です。
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