
いよいよ 2011新型サイドカー Gran Turismo の製作が開始されました。
搭載されるエンジンは、SUZUKI GSXR-1000K9 未登録新車を使用します。GSXR-1000は本場ヨーロッパで行われているサイドカーレースでほとんどのトップチームが使用するエンジンで、特にk9は新設計された最新型のエンジンになります。最大出力は、185PS エンジン単体重量が約55kgと軽量でパワーウエイトレシオでは非常に有利とされています。この高性能スーパースポーツマシーンの心臓部を搭載したOCTRUN Gran Turismo にご期待下さい。

今回使用する部品は、エンジン本体:補器類:スイッチ等だけとなり、外装:サスペンション:足周り:フレーム:ブレーキ部品:電装品などは使用しないので全て取り外している。
解体作業中に感じた事は、各部品の品質が非常に高くしかも驚くほど軽量に仕上げられている事である。まるで一昔前のワークスレーサー並みの仕上がりでこのままサーキットに持ち込んでも立派なレーサーとして走行できると思われる。
この様なマシーンをベースにする以上、極力軽量化を図り重量増加を抑える必要があると実感した。各部の部品構成や加工方法:使用材料など気合を入れて練り直すべきであろう。

エンジンマウントの基本が出来上がった。
まだ、仮付けの状態ではあるが充分な強度を確保しつつ重量の増加を抑えた無駄のない構成に注意し仕上げている。
今後行われる各パーツの取付を考慮してその位置決めやフレーム構成を決定し加工:製作されている。
次は、ドライバーポジションの検討を行いハンドルの取付とシートの取付を行う予定である。