GTRのスプロケット交換

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 最近のスーパースポーツバイクは厳しい騒音規制をクリヤするためにミッションのギヤ比がものすごくハイギヤードになっています。我が愛車のGTR(スズキGSX-R1000)もご他聞にもれず1速で180Km/hも出てしまうのだそうです。このままではサイドカーとしてはとても使用できないので、タイヤの小径化、エンジンスプロケット17枚⇒16枚に変更していますがタイトなコーナーではまだギヤが高すぎる傾向があります。そこで走行4万5千キロになったのを契機に前後スプロケットを交換することにしました。
 計算すると現在はノーマルより後輪は14.7%多く回転しています。これをおよそ20%増にするにはエンジンスプロケ15枚、リヤスプロケ41枚にすれば19.4%増しとなります。バイク用品通販サイトで調べると国産品はリヤスプロケがアルミ製しかないのでスチール製で歯数が自由に選べる、イタリヤのAFAM製をオーダーしました。

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 作業はオクトラン代表の大和田さんに逐一指示を仰ぎながらすすめます。まずはエンジンスプロケットカバーを外し、36ミリナットを外します。

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 ハブを取付けているセンターシャフトナット(30ミリ)を外します。かなりきつく締めてあるので苦労しました。

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 バックギヤモーター、ブレーキを外しアップライトを支持している5箇所のボルトを抜くとアップライト一式を取り外せます。

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 ごらんのようにバックギヤ用のフライホイールリングギヤとスプロケットがアルミハブに共締されるという極めて複雑で精度が要求される構造になっています。

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頑丈に締められたナット6個を慎重に外します。

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スプロケが外れました。見たところギヤ面の減りは僅かであり、まだ使用範囲内なので捨てずに保管することにしました。

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 バックギヤモーターを取り付け、新品のスプロケをネジロックを塗布したボルト6本で締め付けます。ベアリングにガタや異音はなく正常と判断されたのでモリブデングリスを補充してしてこの部分の作業は終了。

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 アップライトを元のように取付けます。

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 チェンを取り付ける前に前後のスプロケが一直線状に位置するように面出し調整行います。調整はアップライトを支持している最後部下側のアームをすこしづつ回転させて行います。

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 スプロケを新調したのでチェンも新しくしました。今回は江沼チェンの530ZVX3(BK,GP)を使用します。

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 チェンの張り調整、ブレーキ、マフラーの取付等を行って完成。近所を試走した感じは今までより発信や加速が鋭くなり、後輪のトルクが明らかに増大しています。峠道が楽しみになりました。なお、スピードメーターは補正デバイスにより補正したのでノーマルと同じに表示されます。
 今回かかった部品代は
   エンジンスプロケット3,430円  リヤスプロケット4,783円、ドライブチェン17,139円、片口メガネレンチ2,690円、スパークプラグ(イリジウム)6,276円 合計34,318円(いずれも税送料込み)でした。
 今回の作業はオクトラン大和田代表の指導の基に行いましたが、多くの作業が知恵の輪的状態で難しく、二度とやりたくありません。また重要保安部品でもあるのでやはりオクトラン工場でやってもらうべきと痛感しました。

 オクトラン営業担当  野地幸雄  連絡先 090-3148-3044






 
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第83回浅間ミーティング

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 5月20日21日第83回浅間ミーティングが長野県プレジテントリゾート軽井沢で開かれました。毎年2回開かれるこのイベントは歴史も古く内外の新旧バイクやサイドカーが集まるので知られています。私は嘉陵サイドカーで初参加しました。

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 参加者の投票で人気度を決めるコンクールデレガンスで1位を取ったのがこのヤワ ベロソレックス350サイドカー。一時輸入されたものであまり珍しくはありませんが若い方の人気を得たようでした。

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 2位になったのがホンダジュノー170ccのエンジンをカワサキエリミネーター250のフレームに搭載したバイクです。

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 3位はJSC全国ミーティングにも参加したBMWR12スタイブサイドカーでした。横浜から国道18号線の碓井峠を登って来たそうでサイドバルブエンジンも快調な音を響かせていました。

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 珍しかったのはモトグッチ850ccのエンジンをフロントに積んだトライキング(1977年)です。車検取得時の苦労が話されましたがなんと足回りは旧ロータスの4輪部品を取り寄せたとのこと。

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自走参加の陸王

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 いまだに人気のあるカワサキW1S(W1SAの改造?) 故大陸モータースの太田氏がこれにサイドカーを付けてカワサキ系列のバイクショップで数十台販売されました。

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ヤマハXS1

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カワサキ マッハ750

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モトグッチ ファルコーネ水平単気筒500

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NSUスーパーマックス250

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ラベルダ1000 など懐かしバイクが自走して参加していました。

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 我が嘉陵サイドカーも人気の的。手違いでコンクールデレガンスにエントリーしませんでしたが場内アナウンスでは紹介されました。造りのよさ、頑丈さ、サイドカーとしては近代的など高評価をいただきました。「今回の一番の収穫」と言って下さる方もいて参加した甲斐がありました。

 嘉陵サイドカーはご契約いただきますと約2週間で納車できます。ぜひご検討ください。

オクトラン営業担当  野地幸雄  携帯電話 090-3148-3044

JSC全国ミーティングin八子が峰に出展

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 5月4日~6日JSC(日本サイドカー連盟)の全国ミーティングが長野県蓼科高原八子が峰ホテルで開かれました。オクトランは嘉陵サイドカー(JIARING JH600B)を主に出展しました。

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 その他委託されたハーレー純正サイドカー(1970年代製)、スイスエグリターゲット600cc、英国サンビームS8500ccなどが展示されましたが参考出展とのことで詳細は不明です。いづれも希少品で程度は極上でした。興味のある方は代表の大和田までご連絡くださいとのことです。

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 展示風景です。嘉陵サイドカーは注目の的、左カー経験者でご希望の方には広場内で試乗もしていただきました。「中国製だが近代的で仕上がりも良いね、フレームが頑丈そうでオフロード走行が楽しそう」という評価をいただきました。

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 お手ごろ価格も評判になりました。「これはサイドカーだけの値段か?」と念を押される人もいましたが、「本車を含むコンプリート車です、風防やトノカバーはオプションです」と話すと「それなら高くないね、これで林道をゆっくり走るのもいいね」と語っていました。

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オクトランGTタイプのオーナーも元気に参加されていました。

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会場風景です。

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 青森県八戸から参加されたKさん。いつも奥様とお二人で元気に参加されています。8月のJSC東北大会ではお世話になります。

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 戦前に造られたBMWR12サイドカー(500cc)になんと横浜から自走参加された横浜のHさん「故障との闘いだがそれを一つ々解決して走らせるのが喜び」と語っていました。

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 CB750元皇宮警察仕様車も現役で参加。本田が特注で製作したものでミッションにバックギヤも組み込まれているそうです。

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 開催中はお天気に恵まれさわやかな空気のなかでロングツーリングも行われみなさん楽しんでおられました。参加者は主催者発表で250名を超えたそうです。2日目に開かれたJSC会議ではしばらく空席であった会長に神宮寺さんが選出されたことが報告され、決算、予算も承認されました。いつもながら事務局スタッフの方には本当に感謝感謝です。なお、来年(2018年)はサイドカー連盟創立50周年の全国ミーティングで三重県伊勢で開催されるそうです。

 オクトラン広報・営業担当  野地幸雄  連絡先090-3148-3044 オクトラン柏工場 047-161-1041

サイドカーミーティング嘉陵でフル参加予定

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 オクトラン代表の大和田さんはサイドカー製作に忙しいらしく、「営業担当野地の個人ブログでいいから続けてくれ」といわれたのでしょうもない内容のブログですかお付き合いください。
 さて、5月4日~6日の日本サイドカー連盟の全国ミーティングを皮切りにサイドカーミーティングが各地で開かれます。営業担当の私は今年は嘉陵サイドカー(JH600B)で参加することにしました。このサイドカーのエンジンはホンダの技術指導を受けた合弁会社で製作され信頼性がありますが、実際的な耐久テストも行いたいと思っています。

風防

 このサイドカーはベースが軍用なのでカー側の風防はありません。そこで無理を言って大和田代表に作ってもらいました。これでパッセンジャーが直接雨に打たれることはないでしょう。この風防はオプション(価格8万円)で指定できます。

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 全天候とはなりませんが必要十分な効果が期待できます。

ナビ

 ツーリングに不可欠なETCとバイクナビも装備。

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 GIVIのトップケースも奮発して付けました。

洗車

 倉庫で埃を被っていたので洗車。パッセンジャーシートは防水仕様、鉄板プレスボデイは水抜き穴があるので遠慮せずにジャブジャブ水洗いできます。このあたり本当に実用的です。昔乗っていたミナト式サイドカーも鉄板製でしたが水抜き穴があったかどうか覚えてません。

洗車2

 スポークを磨くのは何十年ぶりでしょうか。サイドカーの大敵 猫のおしっこ で錆びてきたリムも磨きます。それにしても太いスポークですね。

 お嬢さん

 ツーリング途中の中央道談合坂SAで出会った素敵なお嬢さんたちに「かっこいいサイドカーですね」と言われて気分上々です。

ツーリング

 と言うわけで5月4日からのJSC全国ミーティングにはこのサイドカーで参加します。オクトランはサイドカーショウにこの嘉陵サイドカーを出展します。みなさん会場の長野県蓼科高原・八子が峰ホテルでお会いしましょう。

 営業担当  野地幸雄  お問い合わせ 090-3148-3044



木製キャリヤの製作

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 わが愛車オクトランGTRサイドカーにラッゲージキャリヤを付けたいと前から思っていました。オクトラン代表の大和田氏に頼めば作ってくれますがサイドカー製作に忙しそうなので自作することにしました。キャリヤといっても鉄製、アルミ製などオーナーのみなさんいろいろ工夫して作っておられます。ここは差別化をして木製で作ることにしました。

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 材料はホームセンターでも売っているメルクシパインという集成材。厚さ25ミリ幅500ミリ長さ2メートルの物を切断。38ミリ径のフォスナービットで孔を開け、ルーターで加工しました。キャリヤの取り付けは直径50ミリの滑り止め加工付の真空パッド(吸盤)を使用します。苦労したのはトランクの蓋の形状の複雑な3次曲線に合わせて位置決めをすることです。ボール紙でゲージを作ってなんとか位置決め形状を決定。

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 次は防水塗装です。集成材は室内用なので雨に当たるとすぐに変形やはく離が起きてしまいます。そこでシェラック(セラックとも言う)ニスを塗ることにしました。シェラックとは東南アジア地方のカイガラムシが分泌する樹脂を精製した天然塗料でバイオリンなどにも昔から使用されています。ご覧のようにサラサラしたフレーク状ですが適量を消毒用アルコールで希釈(3日ほど置く)して刷毛塗りします。

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 10分ほどで乾くので細かいサンドペーパーで磨きまた塗る作業を繰り返します。バイオリンや高級家具はこの作業を3百回以上繰り返すそうですが私は10回ほどで終了。重ね塗りするとしだいにあめ色の艶が出て表面はカチカチに硬化しています。

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 真空パッドは一定の圧力で抑えておかないと自身の反発力で外れてしまいます。キャリヤをどういう方法で取り付けるか悩んでしまいました。ボルト締めも考えましたが、トランクの曲面とキャリヤの平面が合わないためうまく行きそうもありません。最終的に両端にボルトが埋め込まれた防振ゴムと鬼目ナットを利用することにしました。これならボルトの位置が多少ずれても柔軟なゴムで対応できます。

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 実はこのキャリヤの前にGIVIのモノケース取付けようとしたのですがあまりのかっこ悪さに外してしまいました。今回はその時の孔を利用しトランクの蓋の裏側からしっかりとネジ止めしました。2本の6ミリナットでとめると真空パッドがピッタリと吸い付き微動だにしません。

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 荷物を載せて見るとこんな感じです。トランクの蓋という制約があるのであまり重い物は載せられません。おおむね10Kg程度なら耐えられそうです。

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 これで完成!パッセンジャーを乗せたツーリングに活躍しそうです。野地さんがパッセンジャーを乗せているのを見たこと無いですって?そういうことは言いっこなしです。

オクトラン営業・広報担当  野地幸雄  090-3148-3044
プロフィール

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Author:octrun
OCTRUNではサイドカーの製造、販売や金属部品の製造、販売等を行っています。

ご要望に合わせてオーダーメイドのサイドカーをお作りします!
またバイクや車のワンオフパーツなどの製作も対応致しますので、お気軽に御依頼下さい。

公式サイト
http://www.octrun.com/

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